晴れ 本人にしかワカラナイ事

少し前から滞在している自称耳が悪いおあばさん、そうゆうわけなので喋るときはなるべく聞こえやすいように大きめの声で説明したりしていた。この間、偶然私服の僕とエレベーターに乗り合わせたこっちはきずいているが、相手はゼンゼンわかってない。『あ、例の耳の悪いおばあさん、』と思ったら、携帯の呼び出し音が鳴った、『テレレ、テレレ、』その間わずか0,0何秒、耳の悪い筈のばあさんがすぐに電話を取り出し『もしもし、うん、うん、じゃ、もう帰るから。』『これ、これ、』吉本新喜劇でもないわそんなん。80に手が届きそうなばあさんですよ、あんまりな話である。確かに思い出してみるとお金の請求をしたら聞こえにくそうにしていたかも。その人一人の為に他の、聞こえにくい人、見えにくい人全員疑われるよ、こんどあったら言ってやろうと。